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第二期卒業生 K 社会に出てつくづく感じるのは、 新風館にいたとき先生方がおっしゃってた通り、 試験で点を取るための勉強なんか何の役にも立たないということです。 もちろん学歴は必要です。ある程度の大学を出てないと会社に門前払いを食ったでしょうし。 でも一歩門をくぐれば学歴なんか関係ないです。仕事は毎日が本当の勉強。 いちいち上から指示されなくても自分の頭で考えて動ける人間でないと先はない。 でも、みんな誰かにやらされることに慣れきってて、それができない奴が多い。です。 やめていく奴も結構います。 彼らを見てると、今の時代にこの先一体どうするのかと心配です。 僕自身、もし先生方に鍛えられていなかったらと思うと、彼らの苦労をとても他人事とは思えないですから。 かと言って大したことできないのが辛いとこなんですけど。 一緒に飲みに行って励ましたりするんですが、ほとんどの奴はもう手遅れで、 中には「もっとでかいことやる」とか「こんなつまらん仕事やってられん」とか言って やめて行く奴もいます。でも、どこか言い訳っぽい。 具体的なプランがあるのかと聞いても実は何にも考えてない奴がほとんどです。 こういう状態は先生方から何度も聞いていたのに、 実際に体験するまで実は分かってなかった気がします。 そういう意味で、先生方のなさってることはほんっとに大事なことだと思うんですけど、 人に理解してもらうには時間がかかることなのかもしれませんよね。 だけど、よそと違うってことを理解するのは、実際に通ってみるしかないでしょう? それを僕なんかがうまく説明するのは難しいですよ。 なので、後は思いついたことを箇条書きします。 @見せかけの勉強ではなく、本物の学問を教えてくれる 一生ものの知的な体験ができる。 それが分かれば試験で点を取ることなんか大したことじゃなくなる。 A何事にも向上心をもって取り組む姿勢が身に付く 先生方もそうして努力しているので、 卒業後も自分がいい加減な生活をしていると会うのが怖くなる。 僕の場合、大学にはいてからお会いしたとき自分の専攻の経済学の知識で かなわなくて驚いた。一生が勉強です。 B生徒はみんな自分の意志で通っている 初めは親に言われて義務感で来た人でも、 新風館の授業の価値に気付く人はそうなる(僕もそうだった)。 だけど、それに気づかない人はすぐやめてしまう。 すごく残念で、ある意味不幸なことだけれども。 C来るものは拒まず、去るものは追わず 先生方がよく口にしていた言葉。 入塾試験は無いし、やめる生徒を決して引き止めたりしない。 そういう「金銭目的で仕事をしているのではない」という姿は、 生徒の立場から見ていてすごく安心感があった。 D何でも実力に応じて評価する 先生方の生徒の力を見抜く眼力はすごくて、 最初から一人一人の実力を(勉強にかぎらず)ものすごく正確に把握しているから、 少しでも手を抜くとすぐにばれるし、普通なら良いと言われる成績を取っても、 もともと持っている力通りの結果ならほめられない。 逆にどんなに小さなことでも、自分の実力が向上したときには的確にほめてくれる。 それがすごく嬉しかった。 Eみんな実力テストに強い 今もどうかは分からないけども、自分たちの頃はみんな模擬試験や実力試験が得意だった。 ごまかしの効かない環境で鍛えられるので当然かもしれない。 他にもたくさんありますが、最後に付け加えておくとすれば 「道場」というのは決してオーバーではないということ。先生方は文字通り体を張って指導しておられます。 そのエネルギーは社会人として見習いたくてもちょっと真似できないくらいです。 それでも先生方は「自分たちにできることは50%までで、あとの50%は本人次第」 とおっしゃってました。 今振り返ると自分がその50%まで行けたか疑問です。 当時は先生方の知識や生き方を全部盗んでやろうと必死だったけど、底は見えなかった気がする。 でも、今も生きていく上ですごくプラスになっている。 そういう生き方の指針というか他の場所では得られない大切なもの、それが新風館にはあります。 |